FoodS級サザエTurbo cornutus ClassS of Minamiizu

南伊豆下田名産「S級サザエ」をご存じですか?
迫力のある大きさ、香ばしい磯の香り、そして味わい深い甘味今話題のS級サザエの魅力をお伝えします。

1.南伊豆下田名産S級サザエとは…

伊伊豆半島下田の沖合い神子元島周辺の海域で、潜水漁により漁師が1つ1つ手で採取した、400g以上の「特大さざえ」で、現在は下田・南伊豆の新たな名物として打ち出しをしているサザエです。

通常のさざえは平均100g程度ですが、「下田S級サザエ」は平均350g程度。この原因は、沖の豊富な海藻を食べ、激しい潮にもまれているためと考えられています。

また食べてみると独特の甘さがあり食べ比べると味の違いは歴然です。これは1つ1つ手で採取することで、さざえに傷やストレスがつかないため、鮮度が非常によく、独特の甘みと磯の風味がします。

この味わいはエサとなる海藻が地磯とは異なることや、沖の海水が地磯よりも澄んでいおり雑味が少ないことから、より甘みが出るともいわれています。S級さざえは、黒潮にもまれ、豊富な海藻を食べて育ったとても貴重なさざえです。

2.過酷と危険が隣り合わせ!S級サザエの素潜り漁

下田港から南へ約11キロメートルの沖合にある神子元島(みこもとじま)。目印の灯台は、日本最古の現役石造灯台として国の史跡名勝天然記念物にも指定されています。

漁場となるこの神子元島周辺では、常に激しい潮流との闘いが繰り広げられることとなります。

激しい潮流であるがために、あえて手でひとつひとつ採っていく「潜水漁」が用いられます。潜水漁では、ダイビングの機材のようなものを使用します。

潜る漁師さんはウエットスーツを着て常に危険と隣り合わせ非常に過酷な漁となりますが、質の良いさざえを傷つけず、収獲することができます。

「S級サザエ」は、漁師さんが過酷な漁で収獲した、非常に希少価値の高い「さざえ」なのです。

3.宿○文Produce「S級サザエ料理」のご案内

「S級サザエ壺焼き」

サザエの壺焼き(サザエのつぼやき)は、巻貝のサザエ(栄螺)の料理法の一種。壺焼きは、壺状の調理器の中で蒸し焼きにするもののほか、巻貝の貝殻をそのまま調理器として使う料理法をも意味するが、宿○文では後者の料理法にてお客様にご提供しております。
さざえの壺焼きははるか昔から日本人の馴染み深い食とされてきました。

1588年に豊臣秀吉が後陽成天皇を聚楽第に招いた際の献立の中に「焼栄螺」の文字を見ることからはじまり、遅くとも江戸時代中期には、浜料理から脱して商品としての「サザエの壺焼き」が売り出されていたということです。明治時代にはいってからは、たとえば報道画家・山本松谷の『風俗画報』のうち『銀座地蔵前縁日』にサザエの壺焼きを商う屋台が描かれており、サザエの壺焼きが海辺の町から都市部に進出してきていたことが伺われます。通常よりもはるかに大きいS級さざえの壺焼きは、網の上で焼きあがるグツグツとした音や香ばしい磯の香り、そして味わいも、すべて抜群です!

「S級サザエお造り」

S級さざえを利用した料理は壺焼きだけではございません。一つ一つを手で採取するので身に傷の少ない良質の素材として料理されます。またその大きさ故に身も豊富で、一つのさざえでもより豪華に彩られます。鮮度抜群のS級さざえのお造りもどうぞご賞味くださいませ。

S級サザエ壺焼き

S級サザエお造り

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